米連邦地方裁判所は米国時間8月1日、電子書籍の価格操作をめぐる裁判でAppleによる4億5000万ドルの支払いを仮承認した。
ニューヨーク南部地区連邦地方裁判所のDenise Cote判事は当初、和解条件を問題視していたが、その後、和解が消費者にとって公正であると考えるにいたったと同判事は1日、裁定において述べた。
「当法廷は、提案されている和解契約が公正かつ合理的、クラスに対して通知するのに妥当だと認められるであろう範囲内にあると考えるに足る理由があると結論づけた」とCote判事は裁定で述べた。
Appleは、6月に明らかになった契約下において、対象となる消費者に4億ドルを支払い、原告側弁護士に弁護士費用5000万ドルを支払う。これら金額は、価格操作に加わった出版社から州に支払われた1億6600万ドルに上乗せされることになる。しかし、同金額は、2013年に米司法省が勝訴した当初の電子書籍価格操作裁判において上訴したAppleが勝訴した場合、変わる可能性がある。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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