Microsoftの音声アシスタント「Cortana」は、Appleの「Siri」よりもはるかに役立つという。少なくともこれは、Microsoftが新たに公開した動画広告の説明によればの話だ。
この動画は、「Lumia 635」のCortanaと「iPhone 5s」のSiriを競わせるもので、その結果、Microsoftの音声アシスタントの方がいくつかの特定の課題で、はるかに協力的な対応だったことが分かった。最初に、ユーザーがCortanaに向かって、「妻から電話がきたら、『記念日おめでとう』と言うことを忘れないように言ってくれ」と話しかける。もちろん、Cortanaはそれに忠実に従ってくれる。一方、Siriの反応は、「いやです。それはできません」だった。
そしてユーザーがCortanaに花屋の近くを通ったら、バラを買うことを通知するよう頼むとCortanaは「もちろんです」と応答する。しかし、Siriは「それもできません」と応える。そして、最後にCortanaは、自動的に交通情報を知らせてくれる。
Microsoftは、ある特定の課題、特に、あるコンテキストにおいてそうした課題を処理する場合に、Cortanaの方がSiriより有能だと断言している。たとえば、Cortanaには特定の人物に関する通知を教えるよう指示することができるが、そうした課題がSiriには難題となることがある。また、Cortanaは、iOSのライバルよりも理解できる自然言語クエリの数が多いと考えられている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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