Appleは、書籍分析を手掛ける企業の買収によって、電子書籍分野における競争力強化を図っている可能性がある。TechCrunchが米国時間7月25日に報じた。
TechCrunchの匿名の情報筋によると、AppleはBookLampを買収したという。BookLampは、顧客がこれまでに読んだ書籍の自然言語分析に基づいて、顧客に電子書籍のレコメンデーションを生成するサービスを手掛けている。その情報筋によると、買収金額は1000~1500万ドルで、Appleはこの買収によって、Amazonに対する競争力を強化するつもりだという。Amazonは同社が提供するすべての商品に推奨エンジンを適用している。
コメントを求められたAppleは、以下の声明で回答し、それ以上の詳細を明かさなかった。
「Appleは小規模な技術企業を時折買収しているが、通常はその目的や計画については説明しない」(Apple)
BookLampのサイトは既に閉鎖されている。アクセスすると、「当社のミッションの進化に伴い、(同サイトは)もはやサービスを提供していない」ことを通知する挨拶のページが代わりに表示される。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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