iPadに最適化された高機能なカレンダーアプリ「Fantastical 2 for iPad」

 Fantastical 2 for iPadは、iPadに最適化された高機能なカレンダーアプリだ。以前のバージョンより使いやすさが大幅に改良されて、iPad向けのカレンダーアプリとして一番に勧めたいアプリに進化した。カレンダー機能では、イベントリスト、週、月の表示を一画面で確認できる。また、画面を下にスワイプするだけで、バーチカル形式でも表示することができる。イベントの内容と日時などを一文として入力するだけのイベント追加機能は、以前のバージョンより健在だ。また、リマインダー機能も備わっており、タスク管理にも利用可能。

 Fantastical 2 for iPadを起動すると、まず、その表示のスムーズな遷移方法に驚く。イベントリスト、週、月のいずれのビューでもスクロールすると、他の2つのビューも連動してスクロールされる。これにより、かなり先の予定でもイベントの有無やその詳細を早く確認できるのだ。また、画面上部の週ビューを画面下に向かってスワイプすると、画面の半分が一週間分のバーチカル表示に変わる。さらに画面下部に向かってスワイプすると画面全体がバーチカル表示となり、12時間分の予定を一目で確認できる。この辺りの操作方法については、最初にFantastical 2 for iPadを起動したときにチュートリアルが表示されるので、迷うことはないだろう。

  • Fantastical 2 for iPadのデフォルトの画面。上部に週、右側に月、左側にイベントリストが表示される

  • 上部の週ビューを、画面下部に向かってスワイプすると、画面半分がバーチカルビューになる

  • さらに、画面下部にスワイプすると、画面全体がバーチカルビューになる

 予定を追加する時は、詳細を自分で指定でるほか、文章で予定の内容や日時を入力すると詳細を指定したイベントとして自動的に登録してくれる。入力するのが予定なのかリマインダー(ToDo)なのかは、ボタンを切り替えることで変更できる。

  • 入力ボックスに1文で入力すれば、イベントとして登録される。入力ボックスの左端のボタンを切り替えて、リマインダーを登録することもできる

  • リマインダーの一覧。リマインダーの詳細は、いったんタイトルを入力して確定した後、再度タイトルをタップして行う

  • リマインダーの詳細設定画面。日時で通知できるほか、場所を指定して通知することも可能だ

 リマインダーの一覧は、画面を左端から右に向かってスワイプすると表示される。リマインダーは、タイトルを登録した後で、タイトルをタップすると通知設定を細かく指定できる。また、優先順位を設定したり、URLやメモなども追加することができる。リマインダーは、日時を指定して通知できるほか、場所を指定して通知することもできる。場所を指定する場合は、指定場所に到着したときか指定場所から離れたときのいずれかを選択でき、さらに指定場所からの距離も100m以上で指定することが可能だ。

  • 設定メニューでは、表示するカレンダーやテーマを選択できるほか、リマインダーのオン/オフの切り替えなど、細かいカスタマイズが可能だ

  • ライトテーマをオンにした状態。少しまぶしすぎるかもしれないが、クリーンで見やすい

  • 検索画面では、イベントのタイトル、場所、招待者などから検索できる

 筆者は仕事柄、数多くのiPad用のカレンダーアプリを使ってきたが、Fantastical 2 for iPadは今までで最も使い勝手が良いカレンダーアプリだと断言できる。とにかく、予定の一覧性に優れ、ビューの切り替えが素早くできるのが何より便利だ。iPadの広い画面をまったく無駄にしていない。予定とリマインダーの追加がスムーズなのも助かる。これなら、紙の手帳より素早く予定を確認して追加できる。ビジネスパーソンには、特にお勧めだ。

>>Fantastical 2 for iPadのダウンロードはこちらから

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