ウェザーニューズは7月18日、今年も多発が予想される「ゲリラ雷雨」による被害の軽減に向け、ゲリラ雷雨の情報をより正確に掴むための専門チーム「ゲリラ雷雨ガール」を結成したと発表した。
ウェザーニューズによれば、ゲリラ雷雨は一般的に予測が困難と言われているが、2008年より毎夏「ゲリラ雷雨防衛隊」を結成して雲を監視。2013年度は、全国平均9割以上の確率で事前にゲリラ雷雨を予測し、平均53分前に知らせることができたという。
アラートは、スマートフォンアプリ「ウェザーニュースタッチ」(iOS版とAndroid版)の有料会員向けに配信しており、ゲリラ雷雨発生の30分前までにお知らせする「スマートアラームゲリラ雷雨モード」で受け取れる。
より正確な情報を会員に届けるため、ゲリラ雷雨ガールとして4人をゲリラ雷雨防衛隊の一員に任命。ウェザーニューズ予報センターの指令を受けると、ゲリラ雷雨発生の可能性があるエリアへ向かう。予報センターと密に連絡をとり、現地の雲の様子をスマホアプリウェザーニュースタッチを用いて撮影すると共に、24時間最新の天気情報を生放送する「SOLiVE24」で生中継する。SOLiVE24は、アプリやウェブサイトから無料で見られる。
現地の正確な情報が予報センターへリアルタイムに伝わることで、地域の雲の情報をより詳細に掴む。予報センターの正確な実況の把握は、地域の天気予報の精度向上や、スマートアラームゲリラ雷雨モードの迅速な配信に役立てるとしている。
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