ウェザーニューズは2月20日、「ウェザーニュース」にて特設サイト「関東・甲信豪雪減災リポートマップ」を開設したと発表した。
2月14~15日の降雪で、住民の孤立や物資の輸送が滞るなどの被害が出ている豪雪災害地域への救援や支援活動に向かう際の支えとなることを目的としたもの。
関東・甲信豪雪減災リポートマップは、今支援を必要としているエリアを把握したり通行実績のあるルートを確認したりできる。豪雪災害地域へ救援・支援に向かう際に活用できるとしている。
関東・甲信豪雪減災リポートマップは、トヨタ自動車が企画・開発をしたテレマティクスサービス対応ナビゲーション「G-BOOK」搭載車両から収集したプローブ情報による通行実績(通れた道マップ)の情報をもとに、全国の直近1時間の通行実績情報を地図上に表示する。
全国600万人のウェザーリポーターから1日だけで4万通以上届いた大雪の被害状況の写真やコメントの中から、大雪に関連するものをタグ付けしてマッピングしているため、豪雪地域にいるウェザーリポーターからの声と道路情報を同時に確認できるとしている。
また、豪雪災害地域にいる方に向けて、スマホアプリ「ウェザーニュースタッチ」にて甲信限定の特設ページ「みんなの情報掲示板」を開設。
みんなの情報掲示板では、甲信の方が被害状況を共有し情報交換できるほか、今後の天気とそれによって生じるリスクや、雪国出身のウェザーリポーターに聞いた大雪の対処法などが見られる。ウェザーニューズでは、今後も特設サイトを通して支援・救援活動のサポートするとともに、二次災害の軽減に努めたいとしている。
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