KDDIと沖縄セルラーは7月17日、スマートフォンの画面を見つめながら歩く、いわゆる“歩きスマホ”による事故の防止とマナー向上のため、「歩きスマホ注意アプリ」の提供を開始した。Android4.0以降を搭載したauのスマートフォン利用者向けに無料で提供される。
このアプリは、インストール後に簡単な通知設定を行うことで、スマートフォンの画面を見ながら歩行すると、歩行中であることを検知して警告画面を表示。立ち止まるまでは警告画面を表示し続けるという。搭載される歩行検知技術は人の歩行中の動作だけを感知し、車や電車での移動中や端末自体の揺れだけでは警告画面は表示されない。
警告画面は半透明で、警告画面が表示されている状態でも画面操作ができる。また、作成中のメールやゲームデータの保存もできるとのこと。
アプリはauのアプリダウンロードサイトで配信しているほか、KDDI広報部によると今後発売される新モデルでのプリインストールも予定しているという。また、利用の啓発にあたっては「auスマートパス」で告知するほか、KDDI社内でも全社員の業務用スマートフォンに導入するなどして実効性を啓発をしていきたいとしている。
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