わずか5日で目標額を達成--ひかりTVが挑戦するクラウドファンディングとは - (page 3)

資金集めだけで終わらない仕組みを提供できるのはひかりTVならでは

--クラウドファンディングを今の日本で実施することについて難しさはありましたか。

  • 左から増島祐介氏と金夛陽彦氏

金夛:ひかりTVが取り組む上で、クラウドファンディングという軸でこの事業をやっていくことは難しいと思います。ただコンテンツやプロジェクトがあって、それらを世に出すためにクラウドファンディングの仕組みを活用できるのは強みだと思います。

 大事なのはコンテンツであって、資金集めではない。普段遊んでいるゲームが実はクラウドファンディングでできたものだったという日は必ずやってくると思います。そうなった時にコンテンツを探すことができて、クラウドファンディングという仕組みを活用して、さらに出来上がったコンテンツを自らの手で世に出せる。ひかりTVの存在意義はそこにあると考えています。

増島:世の中にある大変のクラウドファンディングサイトは、資金が集まればそこで終わりで、その後を追うことは難しいんですね。その点ひかりTVでは、投資したものに対して応援し続けていくことができる。ひかりTVではコンテンツ配信という出口があるので、出来上がったものにより親密に関われます。そうした出来上がったコンテンツやクリエーターの活動を追ってもらえるようにするのも、ひかりTVドリームがやるべきことだと思います。

--資金調達が終わり、コンテンツ制作はいよいよ本番ですね。今後どうやって新作ゲームをサポートしていかれるのでしょう。

増島:まずは、ひかりTVのガイド誌などで積極的に宣伝していきます。ひかりTVの画面上からも誘導し、ひかりTVゲーム会員やひかりTV会員にしっかりとアピールしていきます。また学生クリエーターが通うHAL大阪の方にも協力いただき、一緒に告知展開していく予定です。

--今後、ひかりTVドリームでどんなコンテンツを取り扱っていくのですか。

金夛:現在決定しているものはありませんが、方向性は2つあります。1つはゲームコンテンツをより深めていくこと。もう1つはコンテンツの幅を広げいくこと。ひかりTVではゲームのほか、映像、音楽、電子書籍、ショッピングなどのサービスを展開しています。どのサービスにおいても新規コンテンツの開発、発掘を実現できる要素を持っています。例えば、映画やドラマといった映像作品をクリエーターの方とともに作っていくことなどはぜひ取り組んでみたいですね。

--クラウドファンディングに取り扱うコンテンツは募集されますか。

金夛:今のところひかりTVドリームサイト上でクリエーターの方からの募集を受け付ける仕組みはありません。まずコンテンツをクラウドファンディングを活用してコンテンツ制作することに取り組んでいることを知っていただくフェーズにあると思っています。今後はウェブサイト上でも募集できるような仕組みを考えていきたいです。また、ひかりTVドリームにご興味をもっていただけるクリエーターや事業者の方向けにメールアドレス(dream@plala.co.jp)も用意していますので、現時点ではそうしたルートでクリエーターの方とコミュニケーションをしていきます。

 ゲームコンテンツはこれから制作しますが、2013年にゲーム大賞を獲得したコンテンツが無料でプレイできますので、ぜひそちらを楽しんでいただいて、10月に新作ゲームができた時にはぜひダウンロードしてほしいと思っています。

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