[ブックレビュー]ちょっとの工夫で効果は絶大--「『バタバタしない』技術」

加納恵 (編集部)2014年07月19日 08時00分
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
PHP研究所
詳細:文庫 / 233ページ / PHP研究所 / 価格:626円 / 著者:吉山 勇樹 / 発売日:2014/07/03 / 外形寸法 (H×W×D):14.6cm×10.6cm×1.8cm / 重量:0.1 kg
内容:常に時間に追われて仕事をしていると、ちょっとしたトラブルで大きく予定が狂ってしまうこともある。そうした事態に陥らないために必要なのが「バタバタしない技術」。どう身につけ、どう活用するのかを多方面で活躍する著者が説く。
Amazon.co.jpアソシエイト

 「今ちょっとバタバタしてるもので」。この言葉を無意識で使っていないだろうか。「なんだかよく分からないけれども忙しい」「直前まで何をやっていたのか忘れてしまったけれど、今大慌て」「この後何をするべきかまで考えられない」――。「バタバタ」は、そのような状態でいる時だ。なぜバタバタした状態になってしまうのか、また、バタバタした状態にならないようにするにはどうすればいいのか、本書のアドバイスが助けになる。

 本書の内容は、特に会社などの組織で仕事をしていて、常に周囲や上司とのコミュニケーションが欠かせない立場にあり、物事を進めるためには、稟議などを通じて上司の許可を取らなければならないような人に非常に参考になるはずだ。バタバタしないためには、どのように段取りをするのがいいのか、次々にやってくる仕事に、いかに優先順位を付けるかが、具体的な基準と手順で示されているからだ。会社組織で働いているならば、円滑に仕事を勧めるために必ず知っておかなければいけないと言っても過言ではない。

 ただ、仕事のことだけではない。仕事も含めた人生を、どのように生きていきたいのか、についても問いかけがある。仕事以外の時間も満足できるように生きるには、やはり日頃から慌てずに済むような心構えが大切なようだ。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加