3分で振り返る海外ITニュース(7月11日編)

 ここでは、7月11日に報じられた主な海外ITニュースをまとめて紹介する。

MSのナデラCEO、新年度の思いを従業員にメール--「生産性とプラットフォーム」を中核に

 新会計年度が始まってから10日が経ち、Microsoftの最高経営責任者(CEO)Satya Nadella氏が従業員にメールを送付した。前CEOのSteve Ballmer氏は「Developers, Developers, Developers!」と叫んだことで有名だが、今回は開発者の話ではない。デバイスやサービスの話でもない。Nadella氏が米国時間7月10日に全正規従業員宛てに送付した電子メールのメッセージは、Microsoftの中核に焦点を当てるものだった。「プロダクティビティ(生産性)」である。

アマゾン、文書保存と共有の新サービス「Amazon Zocalo」を発表--グーグルやMSに対抗

 Amazon Web Servicesが米国時間7月10日、クラウドでの文書保存と共有の新サービス「Amazon Zocalo」を発表した。Zocaloにより、ユーザーはデスクトップ端末と携帯端末の間でファイルを共有し、コンテンツをハイライト表示したり、メモを追加したりしてコラボレーションすることができる。Amazonが2014年3月にリリースした仮想デスクトップ「Amazon Workspaces」とも連携する。現在はZocaloの限定プレビュー版しか公開していないが、同社広報担当者によると、サービスは今後グローバル展開されるという。

「iPhone 6」、触覚技術を採用か

 期待されるApple「iPhone 6」の重要な機能は、ユーザーに触覚フィードバックを提供するディスプレイになるかもしれない。これによりユーザーは、例えばフラットなタッチスクリーン上で物理キーボードのような感覚を得られるようになる。iPhone 6に関する今回の最新のうわさは、中国のサイトLaoYaoBaが現地時間7月9日に掲載した記事に基づいている。この記事では、iPhone 6にいわゆる「ハプティクス(触覚)」技術が組み込まれるとされている。

FTC、アプリ内課金でアマゾンを提訴

 米連邦取引委員会(FTC)は、子供が保護者の許可を得ずにモバイルデバイス経由で実行したアプリ内購入について、Amazonが保護者に「莫大な金額」を違法に請求したとして、同社を提訴した。FTCは米国時間7月10日に提出した訴状の中で、顧客への返金をAmazonに命じるよう裁判所に求めた。FTCによると、アプリ内購入では通常、追加のコインやゲーム内のエネルギーなど、アプリ内で購入される仮想グッズが対象になるという。請求書の合計金額が何百ドルにもなることもある。また、99.99ドルで販売される高額の仮想グッズもある。

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