「ACTON R RocketSkates」は、電動モーター付きスケートで、靴の上からの取り付けが可能だ。操作に際しては、手をふさぐようなリモコンは不要となっている。各スケートは、マイクロプロセッサ制御のハブモーター2基を備え、リチウムイオン電池から電力が供給される。スケートは、互いに通信することで同じスピードと動作を維持する。
RocketSkatesは、「ACTON」アプリ経由でスマートフォンと接続可能なので、ユーザーはスケートの状態をモニターできる。ルート追跡、スケートの診断、バッテリ残量、ゲームなどが可能だ。また、他のRocketSkatesユーザーとのコミュニケーションもできる。スマートフォンとの接続にはBluetoothが使われる。
RocketSkatesは、最大速度が時速12マイル(約19.31km)、大きさは208mm×215mm×240mmで重量が3kgとなっている。R6、R8、R10の3モデルがあり、モデルによって色、走行可能距離、走行可能時間が異なる。各モデルの色、走行可能距離、走行可能時間は、R6でレッド、6マイル(約9.66km)、45分、R8でクローム、8マイル(約12.87km)、70分、R10でブラック、10マイル(約16.09km)、90分となっている。
RocketSkatesを使う際、ユーザーは一方の足にあるスケートを「リード」として設定する。リードは、別の足に取り付けられたスケートである「フォロワー」の動作を制御する。RocketSkatesは、各かかと部分にあるボタンを押すことで起動され、足で地面を蹴ることで前進を始める。リードとして設定されたスケートを前に傾けることで加速、かかと側を下げることで減速が可能となっている。また、RocketSkatesをはいたまま歩くこともできる。
Kickstarterで資金集めが進んでいるRocketSkatesは、米国での出荷が2014年10月、アジアおよび欧州での出荷が2014年11月に予定されている。
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