Appleが「Siri」をめぐる中国での特許侵害訴訟で敗訴したと報じられている。
北京の第一中級人民法院は現地時間7月7日、Appleの仮想パーソナルアシスタントSiriが、上海を拠点とするZhizhen Internet Technologyが保有する音声認識技術の特許を侵害しているとの判決を下した。
Zhizhenは2012年、「iPhone」で使用されているAppleのSiriが同社の音声認識技術を侵害しているとしてAppleを提訴した。仮想パーソナルアシスタントSiriは、ユーザーによる質問や発行コマンドに応じて回答する機能である。Zhizhenによる特許訴訟では、Siriの動作方法よりもむしろ、人間の話し声が認識され解析される方法が争点となっていた。
AppleはReutersの取材に対して声明で、訴訟の手続きが始まるまでZhizhenの特許を認識していなかったと述べ、いかなる観点においても知的財産を侵害していないとした。また同社は上級裁判所に控訴する意向を示す一方で、裁判外の和解を目指してZhizhenとの交渉に応じる構えを示唆した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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