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グーグルの「忘れられる権利」対応で波紋--BBCの記事削除を受け

Luke Westaway (CNET News) 翻訳校正: 編集部2014年07月04日 08時37分
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 欧州においてGoogleの検索結果からBBCのある記事が削除されたことを受け、同放送局が懸念を示している。

 BBCの経済担当編集者Robert Peston氏は英国時間7月2日、「Merill's Mess」というタイトルの2007年のブログ投稿を欧州版のGoogle検索結果から削除するという通知がBBCに寄せられたと報じた。個人には自分に関連する検索結果の変更または削除をGoogleに依頼する権利があるとした欧州連合司法裁判所(ECJ)による2014年5月の裁定に基づき、Googleは要請に応じてブログ投稿を削除する必要がある。

 Googleの広報担当者は「裁定の後に受け取った削除要請に先ごろ対応し始めた。このプロセスは新しく、発展の途上にある。今後もフィードバックに耳を傾け、データ保護当局などとも連携しつつ、裁定を順守するつもりだ」と述べている。

 2007年のBBCの記事が欧州でのGoogle検索結果から削除されたことを受けて、BBCの広報担当者は「ECJの裁定がこのような結果につながることに驚いている。このような記事が検索から削除されることの影響を懸念している」と述べた。

 2007年のブログ投稿の中で言及されている人物はStan O'Neal氏だけなので、同氏が削除を要請した可能性があることを、Peston氏は示唆していた。しかし夜遅くの更新でPeston氏は、O'Neal氏の名前をGoogleで検索すると依然としてBBCのブログ投稿が表示されるとして、削除を要請したのはそのページのコメント欄に名前を挙げられている別の人物かもしれないとした。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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