未開拓のインドネシア市場で芽が出始めたアドウェイズ - (page 2)

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ネット市場が急成長するタイミングは?

――インドネシアのEコマース市場の成長を妨げている要因は。

 3つあります。すべてインフラに関係することです。1つめが、決済インフラ。クレジットカードの普及率が5%以下と非常に低く、Eコマースの利用を遠ざけています。2つめが、ネットインフラ。東南アジア域内の他の国と比べての回線スピードは遅いです。

 そして3つめが物流インフラ。この国の国土は、東西に5000キロ伸び、1万8000の島が散らばっているという特徴があります。Eコマース事業者はユーザーへの商品配送はもちろん、仕入れにおいても苦労しています。ジャカルタに限ってはようやく、夕方6時までに注文すれば次の日に商品が届くというサイトも登場してきましたが。

――そうした課題が解決されるメドは。

 私たちが進出してきたときには、ちょうど今ぐらいには解決され、Eコマース市場が大きく成長するだろうと言われていました。しかし、最近では「あと3~4年かかる」とも言われているような不確実な状況です。

――企業としてはそれまで耐える必要があります。

  • インドネシアオフィスの風景

 指をくわえて待っているわけにもいきませんから、こちらからなにかを仕掛けていく必要があります。例えば、アフィリエイト広告の配信先ウェブサイトが足りない状況を打破するために、自社で作ってしまう、あるいは別のメディア企業と提携して作るなどです。しかし、ようやく先述のような地道な営業活動の成果が出てきまして、2014年の3月頃から売上が毎月150%増のペースで拡大し始めました。

――今後の目標は。

 個人的には、「XMGravity」という現地で最大手と言われるデジタルエージェンシーをベンチマークしています。同社の2012年の売上がおよそ2億円といわれているのですが、弊社も2015年までにはそれぐらいの規模になり、インドネシアでトップクラスのネット企業になりたいと考えています。そうやってアフィリエイト、スマホ広告サービスで成功事例を作ることができれば、新たな事業にも挑戦していきたいですね。イノベーティブでインドネシア人から憧れられるような会社を目指します。

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