ここでは、6月25日に報じられた主な海外ITニュースをまとめて紹介する。
Googleによって32億ドルで買収されたばかりのNestは、開発者向けプログラムの提供を開始し、同社の煙感知器、サーモスタット、将来のハイテク製品を開発者らが活用できるようにした。「Nest Developer Program」の提供開始に伴い、ホームオートメーションの革新と発明を推進する分野はさらに広がる。
Microsoftが同社初の「Android」搭載端末「Nokia X2」を発表した。Nokia X2は、フィンランドを拠点とする携帯端末メーカーNokiaがMicrosoftに買収される前の2014年2月に発表した端末「Nokia X」の後継機種である。Nokia Xが披露された際にも、Microsoftは、同社独自の「Windows Phone」OSのみに専念するために、Android関連のこの取り組みを廃止するのではないかという憶測が多数飛び交った。しかし、どうやらそうはならなかったようだ。
Oculus VRは、世界最大のソーシャルネットワークであるFacebookから買収されることをわずか数カ月前に発表したばかりだが、今回は新たな買収を通じて、相対的な独立性を示し続けている。Oculusは、Carbon Design Groupを買収する意向を発表した。ワシントン州シアトルを拠点に製品開発とコンサルティングを手がけるCarbon Designは、家庭、医療、その他の消費者向け革新技術からなる広範なポートフォリオを擁し、「Xbox 360」向けコントローラなども手がけている。
Bloombergの報道によると、Appleは2014年7月、より大きな画面を特徴とする新しい「iPhone」2モデルの生産を中国で開始する計画だという。情報筋がBloombergに語ったところによると、2014年9月に小売業者へ出荷されるとみられるiPhoneの新モデルは、それぞれ4.7インチと5.5インチの画面を備え、現行モデルより薄くて丸みを帯びたデザインだという。サムスンとHTCは5.7インチもの大きさの画面を備えるスマートフォンを販売しており、新しいiPhoneの大きくなる画面は、Appleがこうしたライバルとの競争でより有利になるのに役立つとみられる。
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