Oculus VRは、世界最大のソーシャルネットワークであるFacebookから買収されることをわずか数カ月前に発表したばかりだが、今回は新たな買収を通じて、相対的な独立性を示し続けている。
仮想現実の分野で2014年最大の革命を支える技術企業のOculusは、Carbon Design Groupを買収する意向を発表した。
ワシントン州シアトルを拠点に製品開発とコンサルティングを手がけるCarbon Designは、家庭、医療、その他の消費者向け革新技術からなる広範なポートフォリオを擁し、「Xbox 360」向けコントローラなども手がけている。
創設20年のCarbon Designは今後、一定の独立性を保ち、シアトルに近いレドモンドに拠点を置くOculusの研究開発チームと連携しながら、現在のスタジオで業務を継続する予定だ。
この買収は2014年夏の終わりまでに手続きが完了する見込みだが、金銭的条件は明らかにされていない。
Carbon Designでクリエイティブディレクターを務めるPeter Bristol氏はブログ投稿の中で、将来的に可能性のあるプロジェクトについてそれ以上の詳細を明らかにせず、消費者向け仮想現実を「完全にオープンな製品カテゴリ」と表現した。
Bristol氏は続けて次のように書いている。
消費者向け仮想現実は初期段階で、その物理的アーキテクチャは今なお知られていない。われわれは、仮想現実がどのように見え、どう感じられ、どう機能するかを定義する最先端にいる。チームの一員になれることを大いに喜んでおり、未来をデザインする手助けができることを楽しみにしている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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