セガがサービスを行っているオンラインゲーム「ファンタシースターオンライン2」(PSO2)が、6月19日よりDDoS攻撃を受けているためゲームサービスを一時停止中。6月23日現在もサービス再開のメドが立っていない状態だという。
サービスを一時停止しているのはPC版ならびにPS Vita版PSO2へのログイン、スマートフォン版「PSO2es」へのログイン、アークスキャッシュの購入、PSO2とPSO2es公式サイトへのアクセス。
ファンタシースターオンラインシリーズ公式ブログによると、6月19日より悪意ある第三者により、PSO2ゲームサーバがDDoS攻撃を継続的に受けているとのこと。DDoS攻撃とは、複数のネットワークに分散する大量のコンピュータが、特定のコンピュータに対して一斉に接続要求を送出。通信容量をあふれさせて機能を停止させる攻撃とされている。
サービスの一時停止を行ってから4日が経過したが、23日14時に行った告知でも、第三者による激しいDDoS攻撃が継続して行われている状況かつ、攻撃の規模が極めて大きく有効な対策を実施できていないことを明かした。なお、ゲームサーバの接続を切断しているため、ゲームサーバ内のプレイデータに関しては問題ないことを確認しているという。なお、公式サイトの閲覧に関しては先行して復旧できるよう対策を進めているとしている。
ゲームサーバとの切断により開発の最終確認作業が中断しているため、6月25日に配信を予定していたアップデートの延期を発表。またサービスの状況にかかわらず、6月28日に福岡で開催予定のリアルイベント「ファンタシースター感謝祭2014」は開催するとしている。
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