ソニーは、ビデオカメラ「ハンディカム FDR-AX100/HDR-CX900」と「アクションカム HDR-AS100V」にソフトウェアアップデートを実施すると発表した。4Kコンテンツの保存、再生環境を整備するほか、アクションカムのみでのストリーミングを実現する。
本体とPCをUSB接続してアップデートでき、ソフトウェアアップデート(ハンディカム /アクションカム )は同日から公開している。
AX100/CX900では、4K撮影時に使用するXAVC S形式での保存、再生環境を拡充。従来、外付けHDDにはPC経由で保存する必要があったが、アップデートによりビデオカメラ本体と外付けHDDをUSB接続することで、保存できるダイレクトコピー機能を追加した。
再生時にも外付けHDDとビデオカメラ本体をUSBで接続し、ビデオカメラとテレビをHDMI接続することで、XAVC S形式の視聴が可能。4K対応の「BRAVIA」へは、7月上旬に実施されるBRAVIAのアップデートにより、外付けHDDとBRAVIAを直接USB接続することで、4K 24p/30p 60Mbpsまでのコンテンツを再生できるようになる。
あわせて使い勝手も向上する。オートフォーカス性能を改善し、動く被写体への追随性を高めたほか、動画記録時のズームスピードを改善。スタンバイ時と同じスピードでズームができるようになった。このほか、フリッカー対策のため、シャッタースピードに50分の1モードを追加している。
AS100V/100VRでは、発表当時にアップデート対応を表明していた高速連写モードやライブストリーミング機能などを追加する。
ライブストリーミング機能では、USTREAMに対応し、初回のみPCでセットアップするだけでライブストリーミング配信をサポート。視聴者数はモニタ上に表示され、配信後は友人のコメントなどをチェックすることが可能だ。
高速連写モードでは、1秒間に最大10枚の連写を実現。連写速度は1秒間に10枚、5枚、2枚の3つから選択が可能だ。有効画素数は1350万画素。10秒、2秒から選べる静止画のセルフタイマー機能も備える。
アクションの軌跡を1枚の静止画として生成できる「モーションショットLE」機能も追加される。これは10枚連写して撮影した静止画を1枚に合成することで、動きのある写真を保存できる機能。連写速度は1秒間に10枚、5枚、2枚の3つから選択でき、有効画素数は330万画素。スポーツのフォームを確認したり、今までにない写真撮影が楽しめる。
また、ライブビューリモコンも進化する。従来、最大5台までの複数台接続はAS100Vのみとしていたが、アップデートによりAS30Vでの使用も可能になる。AS30Vからの買い増しのユーザーにも、便利な機能を対応した形だ。
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