ソニーは2月19日、ウェアラブルビデオカメラ「アクションカム」に、本体防滴機能を備えた新モデル「HDR-AS100V」を追加すると発表した。約92gの軽量ボディを実現する。発売は3月14日。店頭想定価格は本体のみの「HDR-AS100V」が3万3000円前後。本体にライブビューリモコンを付属したセット「HDR-AS100VR」が4万3000円前後になる。
ソニーでは、2013年10月に「アクションカム HDR-AS30V/AS30VR」を発売。第1弾モデル「HDR-AS15」の本体サイズやデザインはそのままに、静止画撮影モードやNFC対応にすることで進化を遂げた。
AS100V/AS100VRは本体に防滴仕様を施し、IPX4相当の防滴を実現したことが進化点の1つ。同梱のウォータープルーフケースを使用すれば5mの防水にも対応する。
本体には画像処理エンジン「BIONZ X」を搭載し、撮像素子には有効1350万画素の1/2.3型 Exmor R CMOSセンサを採用。MP4形式の1920x1080 60p動画撮影に加え、50Mbpsの高ビットレートによる高画質ビデオフォーマット「XAVC S」にも対応する。
最大1350万画素相当の静止画撮影ができるほか、1秒間に120フレームまたは240フレームで記録ができるハイスピード撮影も実現。2014年夏ごろのアップデートにより「高速連写モード」や、連写画像を重ね合わせて被写体の動きの軌跡を1枚の静止画にする「モーションショットLE」などの機能も可能になる。
ライブビューリモコンを組み合わせれば、一度に5台までのアクションカムを同時に録画開始、停止をすることが可能。撮影モードの切替や画角設定なども、5台まで変更できる。
本体には電子式に手ブレ補正を内蔵し、従来比2.5倍のの手ブレ補正を実現。撮影した動画は画像管理ソフトウェア「PlayMemories Home」と連携することで、移動した軌跡やスピードメーターを動画上に表示できるほか、4つまでの動画を組み合わせて1つの動画にできる「ビデオマージ」なども今後リリース利用も可能だ。
サイズは高さ46.5mm×幅24.2mm×奥行き81.5mmで、重量約67g。夏のアップデートによりライブストリーミング機能も追加される。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス