マインドマップを書いてみたいと思って、お手本をみると、鮮やかな色使いで、要所要所に上手なイラストが描かれ、1枚の絵のような素晴らしいものが多い。思わず気後れしてしまうことがあるだろう。
しかしイラストが描けなくても、色の使い分けができなくても、アプリを使えば、イラストは用意されているし、色も自動的に付けてくれる。大きな紙と多色ペンを持ち歩かなくても、iPadやiPhoneがあれば、いつでも好きな時にマインドマップが書ける。
気軽にマインドマップが書ければ、もっと多様な用途に使えるはずだ。本書を読めば、PC版やiPad版のマインドマップアプリを利用することで、いかにマインドマップが身近なものになるかが分かる。
マインドマップを作成できるアプリは、ピンからキリまでいろいろ出ており、どれを使えばいいのか迷ってしまうほどだ。本書では、マインドマップ創始者のトニー・ブザン氏公認アプリ以外でも、著者がお勧めできるアプリが紹介されているので、とても参考になる。
また単にアプリの使い方に終始するのではなく、シチュエーションごとに、代表的なマインドマップの書き方が解説されているので、手書きの時の参考にもなる。書き終わったマインドマップの活用方法も提案されており「書いたはいいが、この後はどうしよう」と困っている人のヒントにもなるだろう。
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