マインドマップに関する本はたくさん出ているが、いざ自分で書いてみようとすると、「難しそう」「絵が描けない」と考えて、敷居が高いものだと思っていないだろうか。もっと気軽に、楽しくマインドマップを使うにはどうすればいいのか。
マインドマップは、日常的に使うことによって、考えをまとめたり、アイデアを広げたりするのに有効なツールだ。しかし、カラフルで絵が上手なマインドマップを見ると、尻込みしてしまう人が多いようだ。また、日本では、ビジネスパーソンが使っていることが多いため、ビジネスで使うものと勘違いされている面もある。しかし本書を読むと、本来のマインドマップは、楽しく、簡単に取りかかれるものということが分かる。
生活の不安なことを書き出して考えを整理したり、買い物リストとして使ったり、「え、そんなことにも使えるの!」という例が、本書にはたくさん掲載されている。「マインドマップの達人」ではなく、普通の人が書いた身近なマインドマップを見れば、自分も書いてみようと思うだろう。
マインドマップを有効なツールとして使うために、注意するべきルールもあるが、それはほんの少し。自由に思考の枝を伸ばして、発想を広げる楽しさが感じられるはずだ。
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