KDDIは、Software-Defined Networking(SDN)技術を活用した法人向けの広域ネットワークサービス「KDDI Wide Area Virtual Switch 2(KDDI WVS 2)」を2014年9月末に開始すると発表した。
分散した機器をソフトウェアで統合制御し、ネットワークに柔軟さや付加価値を追加するための技術であるSDNを活用しているため、ユーザーはインターネット接続帯域を自分自身が変更できる。クラウド利用によるトラフィックの増減にも柔軟に対応できるという。
また、クラウド型のセキュリティ機能により、ユーザーは専用機器を持つことなく最新のセキュリティ環境を利用でき、新たなセキュリティリスクに対して即座に対応可能。加えて、世界初となるクラウド型のイントラネットファイアウォール機能を提供し、異なる企業間での閉域ネットワークを利用する場合にも、社内セキュリティを確保することが可能になるという。なお、ラックとのパートナーシップにより高度なセキュリティ監視をサポートするオプションも提供する。
KDDIでは2015年春にも、オーバーレイ機能による仮想ネットワークを実現するメニューを追加する予定だ。
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