「iOS 8」の第一印象--さらなる機能強化を果たしたアップルのモバイルOS - (page 2)

Jessica Dolcourt (CNET News) 翻訳校正: 川村インターナショナル 編集部2014年06月05日 07時30分
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タイピング、メッセージ送信など

 Appleはキーボードに非常に有望な変更を施した。文脈を深く理解し、ユーザーの言葉づかいに適応するというキーボードが実現する。これは「QuickType」という機能で16の言語において(Androidにあるように)次の単語を予測する。またQuickTypeは、ユーザーが特定の相手と話す際の話し方を学習するため、友人とのやりとりでは「hecka(スゴい)」や「snoozer(つまんない)」といった俗語を予測するかもしれないが、上司や祖母とやりとりするときには、別の語彙から言葉を選んでくるだろう。

 新しいキーボードでも、Androidにあるようなトレース機能はネイティブサポートされていないが、サードパーティー製のキーボードがサポートされるようになった。これまで「SwiftKey」のようなキーボードを利用できなかったiOSユーザーにとっては重要なことだ。

 われわれが気に入っているもう1つの機能は、「Safari」の中にある。Safariでは拡張機能のサポートによって、数多くのタスクをインラインで行えるようになる。良い例を1つ紹介しよう。別の言語で書かれたウェブページを開いたときは、ドロップダウンメニューから「Bing」翻訳の拡張機能を選択すると、翻訳結果をウェブページ上にインライン表示して、自分の言語で自然に読めるようになる。

 メッセージ機能をより細かくコントロールできるようになったことも、iOS 8で便利になった部分に違いない。音声メッセージがどの連絡先にでも送れるようになる。Appleはこの機能を「Tap to Talk」と呼んでおり、ユーザーは受信した音声メッセージをロック画面で聞くことができる。iOS 8ではロック画面がにぎやかな場所になるだろう。

 他にも変更点がある。音声メッセージや写真のような添付ファイルがすべて、チャットスレッドの詳細ページに表示されることだ。写真や音声メッセージのような添付ファイルすべてが詳細ページ1カ所にまとめられるため、たとえば特定の写真を見るために、会話全体をずっとスクロールしていく必要がなくなる。

 これもメッセージ関連の新機能だが、グループメッセージスレッドに名前を付けられるようになる。複数の会話を管理するのに役立つ機能だ。さらに、話が脇道にそれてしまっている「うるさい」チャットスレッドの通知をオフにできる。

 iPadの電子メール機能にもいくつか改善点がある。たとえば、サイドバーでのスライドのジェスチャーがさらに追加され、電子メールの削除やフラグ設定が可能になっている。また、新しいメッセージを作成中に、メニューバーをタップして下にスワイプすると、作成中のメッセージをよけておいて、受信ボックスのほかの場所から画像を選択できるようになる。添付ファイルをクリップボードにコピーしたら、下部のバーをタップして作成中の電子メールを再度開き、コピーした添付ファイルをドロップして、作成完了した電子メールを送るという手順だ。

 今回のリリースでは、「iCloud Drive」や「Spotlight」など、Macの「OS X Yosemite」と共通する機能がiOS 8に追加されている。iCloud DriveはMac OSとiOS 8をまたいで機能する。日常的な用途という点で素晴らしいのはSpotlightだ。オンラインとオフラインで数多くの提案をしてくれる機能であり、それにはWikipediaのエントリや、ユーザーがまだ持っていない関連アプリの紹介も含まれる。映画の検索をすると、地元の映画館と上映時間の情報がすぐにスマートフォン上に表示されるため、ブラウザを起動する必要がない。

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