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歌詞注釈サイトRap Genius、共同創設者の1人が辞職--殺人事件に対する不適切なコメントで

Steven Musil (CNET News) 翻訳校正: 佐藤卓 吉武稔夫 (ガリレオ)2014年05月27日 11時49分
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 歌詞注釈サイトRap Geniusの共同創設者Mahbod Moghadam氏は、サンタバーバラで米国時間5月23日に起きた大量殺人事件に関して不適切なコメントをしたことがもとで辞職した。この事件では、容疑者を含む7名が死亡している。

 Moghadam氏の辞職は、同氏が24日、事件の容疑者Elliot Rodgerが残した141ページに及ぶ犯行予告をRap Geniusのサイトに掲載して注釈を加えたことが発端となった。同容疑者は23日、アイラビスタ地区周辺で6名を殺害した後に自殺している。Moghadam氏による注釈は、この犯行予告の内容を理解しやすくすることが目的だったが、Rap Geniusの共同創設者で最高経営責任者(CEO)を務めるTom Lehman氏は、25日に公開した声明の中で、「誰もがこの文章をもっと理解できるようにするという目的を忘れ、無神経な賞賛と女性蔑視を示すものになった」と述べている。

 後に削除されたコメントは、シリコンバレーのゴシップブログValleywagが最初に報じたもので、Elliotの殺人予告の一節について、「巧みな」文章で「美しく書かれている」と述べていたほか、「彼の妹は超セクシー」に違いないなどと書かれていた。

 Moghadam氏はその後、このコメントについて謝罪し、Valleywagに対して「とりわけ、Elliotが私の生まれ故郷に近い場所について語っていたことから、このような悲惨な事件に関わりのある文書が存在するという事実に興味をかき立てられた」と釈明した。

 Moghadam氏はまた、「注釈を加えることにすっかり夢中になり、彼の妹に対するコメントをしたことで人々に不快感を与えてしまったが、ありがたいことに、Rap Geniusの仲間たちが私の浅はかなコメントを削除してくれた。このコメントを書いたことを非常に申し訳なく思う」と語っている。

 一方、Lehman氏は声明の中で、Moghadam氏について「心の中にたくさんの愛を持った」友人だと評し、同氏の貢献がなければRap Geniusは存在し得なかったと述べている。

 「だが、Rap Geniusの使命を危うくするような行為を彼に許すわけにはいかない。この使命は、われわれ3人の創設者が5年ほど前にRap Geniusに身を捧げようと心に決めたときとほとんど変わらず、今も困難で、まだ始まったばかりだ」(Lehman氏)

 Rap Geniusは、Moghadam氏とLehman氏、それにIlan Zechory氏の3人が2009年に始めたサイトで、ラップの歌詞に解説が必要ではないかというアイデアから生まれたものだ。会社はニューヨークに本拠を置き、2012年にはベンチャーキャピタルのAndreessen Horowitzから1500万ドルの出資を受けている。

TechCrunch Disrupt NY 2013で登壇したRap GeniusのMahbod Moghadam氏(左)
TechCrunch Disrupt NY 2013で登壇したRap GeniusのMahbod Moghadam氏(左)
提供:Brian Ach/Getty Images for TechCrunch

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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