サムスンが狙いを定める新しい生体認証技術は、目に関連するものかもしれない。
サムスンのシニアバイスプレジデントを務めるRhee In-jong氏は現地時間5月19日、香港で開催された投資家フォーラムでアナリストらに対し、サムスンはスマートフォンにおける生体認証技術の利用を拡大する方法を調査していると述べた。同氏は、サムスンが特に「虹彩認証」に関心を寄せていることを示唆した。虹彩認証は、スマートフォンで(おそらくは前面カメラによって)ユーザーの目をスキャンし、虹彩が端末に登録されているものと一致するかどうかを確認することができるものだ。
生体認証技術はモバイルセキュリティにおいて、非常に人気の高い機能となっている。Appleやサムスンといった大手ハイテク企業が、生体認証を自社のハイエンド端末に搭載している。サムスンの「GALAXY S5」とAppleの「iPhone 5s」には、指紋センサがセキュリティパッケージの一環として搭載されている。
生体認証における次の最先端技術は虹彩認証だと、Rhee氏は19日のフォーラムで述べた。同技術が、まずはハイエンド端末に搭載されてからよりローエンドの製品にも搭載されるようになると同氏は考えている。
Rhee氏は、虹彩認証がサムスン端末に搭載される時期については触れなかった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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