シャープは5月20日、4K対応液晶テレビに新製品「AQUOS UD20」シリーズを発表した。HDMI 2.0に対応したほか、コンテンツ保護規格HDCP 2.2に準拠しており、4K対応の最新スペックを備える。
HEVCデコーダと「ひかりTV」4Kチューナを内蔵し、10月からNTTぷららがネット配信するひかりTVの4K VOD放送を視聴することが可能。同時発表された「AQUOS 4Kレコーダー TU-UD1000」を接続すれば、スカパー!プレミアムサービスで放送する4K試験放送の視聴にも対応する。
3840×2160ピクセルの液晶パネルは「4Kモスアイパネル」で、外光の映り込みを抑え、深い黒を表現。色再現範囲を従来比12%アップさせた「リッチカラーテクノロジー」により、デジタルシネマの色域に迫る色表現力を実現しているという。ハイビジョン映像を4K映像へとアップコンバートする「4KマスターエンジンPRO」には、映像の周波数解析で、帯域ごとに適正な4Kアップコンバートをする「アダプティブアップコンバート」と、ピクセル単位の映像解析で明るさを再配置して輝度をコントロールする「ピクセルディミング」により、高精細かつ高画質映像を再現。4Kテレビ「AQUOS UD1」シリーズに引き続きTHX 4Kディスプレイ認証も取得している。
モニタ下に別体で装着されたサウンドバータイプのスピーカは、2.1ch8スピーカを内蔵。トゥイータ2つ、ミッドレンジ4つ、ウーファ2つを備えた3ウェイ8スピーカで、総合65Wの音声出力を実現する。
サイズは70V型、60V型に加え、新たに52V型も用意した3モデル展開。全機種3Dに対応しているほか、ハイブリッドキャスト、USB HDD接続による録画もできる。BluetoothとMiracastにも対応し、スマートフォンとの連携も可能だ。
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