Googleは、写真撮影から道案内まであらゆる機能を備えた話題のメガネ「Google Glass」でウェアラブル技術への攻勢を強めているが、この取り組みを監督するGoogle Glassの新たなリーダーが決まった。
Googleは米国時間5月16日、Google Glassの責任者にIvy Ross氏を任命したと発表した。19日付で新たな職務に就くRoss氏は、壁に飾るアート作品を取り扱うウェブ最大のショップArt.comで最高マーケティング責任者(CMO)を務めていた人物だ。
Ross氏は16日の午前に公開書簡を出し、19日からGoogleに加わる計画を発表した。Ross氏はその中で、Google Glassなら答えを出せると同氏が考える次のような質問を投げかけた。「テクノロジは、われわれの自由を奪うのでなく、われわれを解放してその状態を維持するものになれるだろうか?」
Googleは先ごろ、1500ドルのGoogle Glassを米国の一般ユーザー向けに発売すると発表した。過去1年ほどの間は、主に開発者など限られた数の一部ユーザーや選ばれたグループに「Google Glass Explorer Edition」を提供していた。
Ross氏はファッション大手での長年にわたる勤務経験があり、Calvin Klein、COACH、GAPでは幹部を務めた。同氏は自らの仕事について、常に「デザインとマーケティングが交差する地点」にあると述べている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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