東芝は5月15日、個人向けPCの夏モデルを発表した。いずれも発売日は5月下旬を予定。
夏モデルで特徴的なのは、スマートフォンとの連携機能。スマートフォンのキー入力をBluetoothと通じてPCのキーボードで行うことができる「Bluetooth デバイス・プロファイル・ユーティリティ」を全機種に搭載している。また、スタート画面を設定できる「起動画面選択ユーティリティ」の搭載や、DVDプレーヤーソフトを「TOSHIBA DVD PLAYER」から「PowerDVD」へ変更。Blu-rayディスク再生用の「TOSHIBA Blu-ray Disc Player」はタッチパネル操作に対応している。
ちなみに、今回の新モデルからシリーズ名部分を「アルファベット1文字+数字3桁」から「アルファベット1文字+数字2桁」に変更するという。
スタンダードノートPC「dynabook T75/78M」は、タッチ対応の15.6型のフルHD IPS液晶を搭載。現行モデルより最大約5.6ミリ薄くし、フレームレスキーボードを採用。キー中央部には0.2ミリのくぼみをつけて打ちやすくしている。またオンキョー製ステレオスピーカーを採用し、音質は米国のSkullcandyが監修している。3色が用意され、店頭予想価格は税込みで20万円台半ば。
T55シリーズはタッチ非対応モデル。主に無線LANがIEEE 802.11acに対応したほか、USB接続のワイヤレスマウス、新たなカラーリングとして新色ゴールドが採用されている。フルHD液晶を搭載する「T55/76M」は4色が用意され、店頭予想価格は税込みで19万円台前後。
HD液晶搭載の「T55/56M」と「T55/45M」はCPUがCore i7-4510UとCore i3-4025U、メモリが8Gバイトと4Gバイトという違いがある。T55/56Mは2色用意され、店頭予想価格は税込で17万円台前半。T55/45Mは4色用意され、店頭予想価格は14万円台半ば。
21.5インチの液晶一体型AVPCの「dynabook REGZA PC」シリーズは全てフルHD液晶とテレビチューナーを搭載。上位モデルの「D81/T9M」はタッチパネルに対応している。店頭予想価格は24万円台半ば。タッチ非対応の「D71」シリーズは、CPUがCore i7-4710MQで3波対応Wチューナー対応の「D71/T7M」が、店頭予想価格は税込で21万円台半ば。CPUがCeleron 2950Mでシングルテレビチューナー搭載の「D71/T3M」が、店頭予想価格が15万円台半ば。いずれも2色が用意されている。
テレビチューナーがない21.5インチの液晶一体型PC「dynabook」は、「D61/54M」と「D51/32」。CPUがCore i7-4710MQとCeleron 2950M、メモリ、HDD容量、Blu-rayディスクドライブとDVDスーパードライブといった違いがある。店頭予想価格はD61/54Mが税込で20万円前後、D51/32は税込で14万円台半ばとしている。
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