KDDIと沖縄セルラーは5月13日、2014年夏モデルのAndroid搭載スマートフォンとタブレット端末を対象とした、米国内におけるLTE国際ローミングを5月15日から提供すると発表した。米国、ハワイ、アラスカ、プエルトリコ、米国領バージン諸島で利用できる。接続事業者は米AT&T。
LTE国際ローミングは、海外でも高速通信「LTE」によるパケット定額サービスを利用できるというもの。同社とNTTドコモ、ソフトバンクモバイルの3社は、日米間での対象端末としてはこれまで、iPhone、iPadシリーズの一部製品のみ提供していた。
今回発表された対応機種は、スマートフォンがisai LGL24、Xperia ZL2 SOL25、GALAXY S5 SCL23、AQUOS SERIE SHL25、URBANO L03。タブレットがXperia Z2 Tablet SOT21。
サービスの申し込みは不要で、4G LTE対応端末向けの利用料金は渡航先の通信規格によらず現行のままとなり、LTE通信料は定額料金で利用できる「海外ダブル定額」の対象となる。
なお、海外ダブル定額を適用するには、インターネット接続サービス「LTE NET」「LTE NET for DATA」の契約が必要。定額料金は1日単位 (日本時間午前0時~午後11時59分)の利用ごとに適用される。定額の対象となる利用範囲は、auスマートフォンからのメール、ブラウザなどの利用およびPCなどとの接続となっている。
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