またFacebookは、開発者らとの信頼も築きたいと考えている。Zuckerberg氏は開発者らを対象に、Facebookのプラットフォーム向けにアプリを開発する際の安定性とセキュリティに関して、いくつかの約束をした。
「今後は安定したモバイルプラットフォームの構築に注力する」とZuckerberg氏は述べた。同氏によると、Facebookは「クロスプラットフォームのプラットフォーム」を構築し、Apple、Google、Microsoftが構築したモバイルオペレーティングプラットフォームの間のギャップを埋めたいと考えている。世界におけるFacebookの役割は、これらすべてのプラットフォームの間を橋渡しする安定したモバイルブリッジを構築することにあると同氏は述べた。
予想されていた通り、今回のイベントでは、Audience Networkのさらなる詳細が明らかになった。Audience Networkとは、同社が1月から一部のクライアントとともにテストしているモバイル広告ネットワークだ。Facebookは30日、Audience Networkの登録受付を開始し、同社の100万を超える広告主の協力の下、アプリ開発者がアプリによって利益を生成できるように支援すると約束した。
Audience Networkにより、マーケターは、Facebookの枠を超えてAudience Networkに参加登録したアプリへと自社のFacebook広告を配信することができる。広告主は、アプリのインストールなどの行動を推進するために、バナー広告、インタースティシャル広告、またはネイティブ広告をFacebookの外へと配信することを選択できる。また、Facebookの通常のターゲティングおよび評価ツールを活用することもできる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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