「ニコニコのすべて(だいたい)を地上に再現する」がコンセプトの巨大リアルイベント「ニコニコ超会議3」が4月26日、幕張メッセで開幕した。「全員主役。」をキャッチコピーとして、ニコニコ動画で人気の「歌ってみた」や「踊ってみた」「料理」「政治討論」など、さまざまなジャンルのブースが設けられている。開催期間は4月26日~27日の2日間で、当日の入場券は2000円。
今回の目玉企画の一つが、白鵬、日馬富士らをはじめとする大相撲の親方や力士総勢250人が登場する「大相撲超会議場所」だ。稽古のもようや、横綱の土俵入り、十両、幕内の取組を目の前で観戦できる。白鵬関は企画発表時、「若い方々に相撲を知っていただき、応援していただきたい」と話していた。
今回新たに、ユーザーに企画から準備、運営までのすべてを“丸投げ”した「まるなげひろば」や、ニコニコ生放送で人気のダイオウグソクムシの展示ブース、有人潜水調査船「しんかい6500」の展示ブースなどが加わった。そのほか、超アニメエリアの「進撃の巨人ブース」では、「第2525期訓練兵団入団試験」と題し、実際に“立体機動”を体験する企画が用意されている。
ニコニコ超会議3の協賛社には、“超特別協賛”の任天堂をはじめ、KDDIやファミリーマート、リクルートなど計16社が名を連ねる。また総務省、経済産業省、文化庁、千葉県、千葉市が後援している。
なお、2013年の「ニコニコ超会議2」では、来場者数のべ10万3561人、会場からの公式生放送の視聴者数509万4944人を記録。収支は8854万2000円の赤字だったが、ドワンゴ取締役の夏野剛氏は昨年の収支発表時に「来年(ニコニコ超会議3)はトントンを目指そうかな、というぐらいの気持ち。黒字化はいろいろ言われそうなのでしない」と笑っていた。
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