Amazonは米国時間4月23日、日用品や非生鮮食品を宅配する「Prime Pantry」サービスを開始し、家庭向けの配達サービスを新たなレベルへと引き上げた。米国の「Amazon Prime」会員は同サービスを利用することで、スナック菓子や飲料、掃除用品をはじめとするさまざまなものを自宅まで届けてもらえるようになる。
同サービスは、ユーザーがAmazonのPrime Pantry向けウェブサイトにアクセスし、例えばドッグフードや洗濯用洗剤、ポテトチップ、ハンドローションといった商品を選択すると、同社がそれらの商品を箱に詰め、ユーザーの自宅まで送り届けるという仕組みになっている。配達料金は、購入する商品の数に関係なく、1箱一律5.99ドルだ。
同社のウェブサイトには、「ショッピング時には、商品の大きさや重量に基づき、各商品がPantryボックスの何パーセントを占めるのかが分かるようになっている。Pantryボックスは大きく、家庭向け製品を45ポンド(約20.4kg)まで、あるいは4立方フィート(約0.113立方メートル)まで詰められる。商品を購入リストから削除した場合も含めて、箱のどれくらいが占有されているのかが適宜表示されるようになっている」と記されている。
シアトルに拠点を置くAmazonは既に、生鮮食料品の宅配サービス「AmazonFresh」を提供している。このサービスでは、50万点を超える商品を提供しており、即日あるいは早朝に無料で宅配してもらえるようになっている。
Prime Pantryは、食料品については保存のきく商品のみを扱うという点で、AmazonFreshとは少し異なっている。また、Prime Pantryでは小口商品も扱うようになっている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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