Microsoftは米国時間4月17日、マウンテンビューで開催したSilicon Valley TechFairで、同社が手がける最新の研究プロジェクトをいくつか披露した。
披露されたプロジェクト(同社が以前紹介したものもあれば、そうでないものもある)は、ビッグデータと分析に主眼を置いた複数のプロジェクトだ。
「Naiad on Azure」は、「リッチでインタラクティブなクラウド分析プロジェクト」と説明されているもので、「.Net」ベースのデータ分析プロジェクトだ。同プロジェクトの説明によると、Naiadを利用することで、アナリストはアプリケーションを先にローカルで開発してから、クラウドに展開することができるという。
また、Microsoftの研究者らは、都市の大気質を対象としたモニタリングに主眼を置いたビッグデータプロジェクトに加えて、企業向けソーシャル分析プラットフォームの「WaveFour」も披露した。さらに、Microsoft Researchによる別のプロジェクトとして、高速な機械学習の活用を目指す「Tempe」を紹介した。
Microsoftは同イベントで、最近発表した製品においてMicrosoft Researchチームが貢献した取り組みについても強調した。その中には、「Windows Phone 8.1」に組み込まれたパーソナルデジタルアシスタント「Cortana」や、同じくWindows Phone 8.1に組み込まれた改良版「Word Flow」キーボードに採用されている「Shape-Writing」技術などがある。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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