米Yahooの共同創業者であり、「Chief Yahoo」の肩書きを持つDavid Filo氏が、同社の取締役に推薦された。この取締役人事が実現すれば同氏は18年ぶりにYahooの取締役に返り咲くことになる。
Filo氏は1995年に、Yahooの元最高経営責任者(CEO)Jerry Yang氏とともにウェブポータル企業として同社を起業し、創業時から1996年2月まで取締役員を務めていた。Filo氏は、米国時間4月16日に発表された新役員の候補者3人のうちの1人だ。候補者として推薦された他の2人は、投資家のCharles Schwab氏と、Walmartの元CEOであるH. Lee Scott Jr.氏。
YahooのCEOであるMarissa Mayer氏は声明で「共同創業者であり、長くChief Yahooを務めるFilo氏はYahooの心のよりどころであり、取締役会に再び名を連ねることにより、19年にわたるYahooのビジネスや文化に関する深く、個人的な知識を取締役会の場で活用できる」と述べている。
Filo氏は、1994年にインターネットナビゲーションガイドを共同で構築した実績もある。Yang氏がYahooのCEOの座を退き、2012年に取締役会から辞任した後も、Filo氏はYahooに残り、同社のさまざまなウェブ資産を支える技術的な運用を指揮する重要なテクノロジストを務めてきている。
同社の株主らは、6月25日開催の年次株主総会でFilo氏を含む取締役候補者に投票する予定だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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