Googleは米国時間4月15日、米国在住者を対象に、これまでのような招待状がなくても1500ドルの「Google Glass」を購入できる販売プログラムを実施した。販売期間はわずか24時間だったが、白の「Cotton」モデルは数時間で売り切れ、16日の朝にはすべての在庫がなくなった。
GoogleはGlassの登録ページで「現在、『Explorer Program』については空きがない状態だが、近いうちに供給できる見込みだ」と述べている。同社は購入希望者に対し、このページのフォームから登録を行ってGlassの最新情報を把握するように求めている。さらに、このウェアラブルデバイスを購入できるようになれば、登録者に通知が送られる。
15日に一般販売が行われるまで、現行の「Google Glass Explorer Edition」を入手できるのは、特別な招待状を持っている人に限定されていた。そちらの購入方法も廃止されたわけではない。実際、15日には売り切れてしまったものの、今後も招待状があればGlassを購入可能だと、Googleの広報担当者は米CNETに対して語っている。
今回の1日限りの販売が示しているように、GoogleはExplorer Programを徐々に、だが確実に拡大している。
「新しい場所を発見しようと思えば、ときには地図を置いて行く必要がある。そして、これこそ、Explorer Programの参加者が行っていることだ。彼らはいち早く、Glassを通じて製作、試行、創造、形成、共有を行う人々だ。われわれは少しずつ前進しており、さまざまな方法を試して新たなExplorer Program利用希望者をこのプログラムに引きこもうとしているところだ」とGoogleは登録ページに記している。
また、同プログラムにまだ参加できていない購入希望者も、心配は無用だ。Googleは、より低価格の一般消費者向けバージョンのGlassを準備しており、こちらは2014年末までに発売される可能性がある。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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