リコー、中判デジタル一眼レフカメラ「PENTAX 645Z」を6月末に発売へ

 リコーイメージングは4月15日、大型CMOSイメージセンサを採用し、有効約5140万画素の超高精細画像を実現したレンズ交換式中判デジタル一眼レフカメラ「PENTAX 645Z」を6月末に発売すると発表した。市場想定価格は80万円程度。

「PENTAX 645Z」
「PENTAX 645Z」

 PENTAX 645Zは、2月に行われたカメラと写真映像の総合イベント「CP+」で「PENTAX 645D 2014」(仮称)として参考出展していたものだ。

 2010年に発売した「PENTAX 645D」をベースに開発された。定評のある防塵防滴構造に加えてさらなる高画質と信頼性の向上を追求しイメージセンサや画像処理エンジンを一新している。

 有効約5140万画素の超高精細で立体描写に優れた画像が特長で、最高約3コマ/秒の連写性能、高精細なチルト式液晶モニタ、最新のAFシステムとライブビュー機能、高精度な露出制御、耐久性能を向上したシャッターユニットなど、主要な機能の大幅な強化と動作レスポンスを向上させた。フルHD動画撮影や無線通信によるスマートフォンとの連携機能なども備える。

 このほか、銀塩フィルムカメラで撮影したポジフィルムやネガフィルムを、デジタル一眼カメラとマクロレンズ、外付けフラッシュと組み合わせて手軽にデジタルデータ化できるフィルム複写用のアクセサリ「PENTAX FILM DUPLICATOR」を5月下旬に発売すると発表した。市場想定価格は税別で12万円程度を予定している。

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