Appleは米国時間4月10日、インターネットに激震を与えている大きな脆弱性とは無縁であることを認めた。
米CNETはAppleに対して、同社のウェブサイトApple.comや、同社のサービスすべてについて、脆弱性に対処するパッチを当てたかどうかを問い合わせた。Appleの広報担当者からの回答によると、同社のウェブサイトは安全であり、同社のデスクトップ向けOSやモバイル機器向けOSでは、問題となっている脆弱性のあるソフトウェアが使用されたことはないという。
同広報担当者は米CNETに対して、「Appleはセキュリティを非常に重視している」と述べるとともに「脆弱性のある該当ソフトウェアが『iOS』や『OS X』に組み込まれたことはなく、主要なウェブベースのサービスへの影響はなかった」と答えた。
また米CNETも、Qualysの提供する「SSL Server Test」を使ってApple.comをテストした結果、同サイトがHeartbleedに対する脆弱性を抱えていないことを確認した。
Heartbleed脆弱性のニュースが今週初めに報じられた後、インターネット上のサイトやサービスはパッチを当てる作業に追われている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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