Apple製品を使うモバイルユーザーの約87%が、同社の「iPhone」および「iPad」向け最新OSである「iOS 7」を既にダウンロードした。Appleが米国時間4月7日に開発者サイトで明らかにした。
この数字は、Appleが1カ月前に「iOS 7.1」を発表した時の83%から上昇している。同アップデートでは、「CarPlay」などの新機能が追加され、バグも修正された。また、Appleの音声アシスタント「Siri」や、「iTunes Radio」、指紋センサ「Touch ID」も修正された。Appleは同OSの効率性を高めて「iPhone 4」での動作を改善したほか、ユーザーインターフェースにも改良を加え、安定性とアクセシビリティも向上させた。
現在、ほとんどのiPhoneとiPadにはiOS 7がインストールされているが、11%のユーザーは「iOS 6」を使用し、2%のユーザーはそれよりも古いバージョンの「iOS」を使っている。
この最新の数字は、Appleが6月上旬に開催予定の開発者会議「Worldwide Developers Conference」に向けて準備を進める中で発表された。Appleはこの開発者会議でiOSの新バージョン(「iOS 8」という名称になる可能性が高い)の詳細を発表するというのが、大方の予想だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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