これらのデバイス管理、権限管理、ID管理を個別の製品としてではなくスイート製品として提供することにより、Microsoftは、IT専門家らによる複雑なBYOD(Bring Your Own Device)環境の管理を支援することができるとNadella氏は述べた。
Nadella氏は、CEOに就任してからわずか52日目であることに言及しつつ、Microsoftは、ユビキタスなコンピューティングとそれを取り巻くインテリジェンスおよび機械学習に対するその取り組みに基づき、独自の視点で顧客にサービスを提供すると述べた。同氏は、クラウドサービスと端末の間の相互依存性を強調した。
新生Microsoftにとって、ユーザーとは「あらゆる端末にわたって作業する個人および組織」を意味するとNadellaは述べた。
「人々がどの端末を使ってもより多くのことができ、生産性を高められるようにしたい」と同氏は述べた。ユーザーはもはや「1つの端末、場所、あるいは時間に縛られることはない」(Nadella氏)
また、Nadella氏は、開発者への配慮として、OfficeアプリおよびOffice 365サービス全般において「ユーザーにふさわしい」すべてのアプリケーションやサービスに向けて、Microsoftが全APIを公開する予定であることにも言及した。通知、モバイルサービス、アプリケーションの状態を分かるようにして、開発者がこれらのMicrosoft製品を活用できるようにする。
Nadella氏は、サンフランシスコで来週開催される「Microsoft Build 2014」カンファレンスに自身が出席することを認めた。Microsoftは同カンファレンスで、OSやその他のプラットフォームをさらに発表する予定である。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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