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マイクロソフト、「iPad」向け「Office」をリリース

Mary Jo Foley (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部2014年03月28日 07時12分
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UPDATE MicrosoftのSatya Nadella氏は、同社最高経営責任者(CEO)として初めての報道陣向けイベントで、かなり以前からうわさになっていた「iPad」向け「Office」スイートを発表した。

 Microsoftは、クラウドとモバイルの交差部分を取り上げると銘打ちサンフランシスコで開催した同イベントにおいて、iPad向けOffice(「Word」「Excel」「PowerPoint」)を米国のApple App Storeで米国時間3月27日(太平洋時間で午前11時、東部時間で午後2時)から無償で提供開始すると発表した。

 Microsoftは結局、iPad向けOfficeスイートを、「Gemini」という開発コード名の「Windows 8」向けに予定されているタッチ操作を中心とするバージョンのOfficeに先立ってリリースした。

 Nadella氏は壇上で、27日の発表が同社のクラウドモバイル戦略のほんの一部にすぎず、その他の部分を数週間のうちに発表する予定であることを強調した。

Microsoft最高経営責任者(CEO)のSatya Nadella氏
Microsoft最高経営責任者(CEO)のSatya Nadella氏

 Microsoftは単に、「iPhone」向けのWord、Excel、PowerPointの「Office Mobile」版をiPad向けに拡大したというわけではない。同社は振り出しに戻って、タッチ操作を中心とするiPad向けのOfficeアプリを一から再構築したようである。Microsoftは、2014年中にリリース予定のタッチ中心のOfficeスイートについても同じように作業したとされている。

 Microsoftは、iPad向けOfficeに「フリーミアム」モデルを適用している。Word、Excel、PowerPointを含む基本スイートが無償で提供される。これに「Office 365」のサブスクリプションがなくても、一部の基本的な作業が可能である。しかし、ドキュメントの編集や「OneDrive for Business」へのアクセスなど、さらに高度な作業をするには、Office 365のサブスクリプションが必要だ。

 Microsoftは、iPad向けのOfficeとともに、「Enterprise Mobility Suite」として知られる同社のクロスプラットフォームモバイルデバイス管理製品も発表した。「Microsoft Azure Active Directory Premium」「Microsoft Rights Management Services」、「Windows Intune」デバイス管理サービスを含む同スイートは、大規模企業によるiPad、iPhone、「Android」搭載端末、「Windows」搭載端末、「Windows Phone」の管理を支援することを目的としている。

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