「Windows」に関する企業秘密をMicrosoft在職中に盗んだ疑いで、元同社シニアアーキテクトであり5nine Softwareの製品管理担当ディレクターを最近までを務めていた(LinkedInのプロフィールによる)Alex Kibkalo容疑者が逮捕された。
Seattle Post-Intelligencerの報道によると、Kibkalo容疑者は米国時間3月19日に逮捕されたという。
ワシントン州西部地区連邦地方裁判所に17日に提出された申立書によると、ロシア国籍を有し、Microsoftの従業員としてレバノンを拠点に働いていたKibkalo容疑者は、「Windows 8」関連の企業秘密をフランス在住の匿名のテクノロジブロガーに渡したという。
Microsoft自身の調査によると、Kibkalo容疑者は「『Windows 8 RT』やARMデバイス向けのリリース前のソフトウェアアップデートを含むプロプライエタリなソフトウェアに加えて、『Microsoft Activation Server』のソフトウェア開発キット(SDK)をワシントン州レドモンドのコンピュータにアップロードし、その後『Windows Live SkyDrive』の同氏の個人アカウントにアップロードした」という。Kibkalo容疑者はその後、自らのアカウントに保存されているファイルへのリンクを同ブロガーに提供したとされている。
Microsoftの申立書によると、この匿名ブロガーは「Microsoft関連のブログコミュニティーにおいて、Windows OSのプレリリースバージョンのスクリーンショットを投稿する人物として知られている」という。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したもので す。
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