Microsoftの「Xbox」事業部のチーフプロダクトオフィサーを務めるMarc Whitten氏は、同社での17年以上におよぶキャリアに終止符を打とうとしている。
Microsoftが米国時間3月17日午後に出した声明によると、Whitten氏はワイヤレス製品を手がける企業Sonosのチーフプロダクトオフィサーに就任するためにMicrosoftを去るという。同氏の退職は、「Xbox 360」の後継製品として長らく待たれていた「Xbox One」が発売されてから約4カ月後、そしてこの新コンソール向けの一人称シューティング(FPS)ゲーム「Titanfall」の大々的なリリースから約1週間後に明らかにされた。
Whitten氏は声明で「これほど皆に愛されている製品に携われたというのは、私のキャリアのなかで特筆すべきことだ」と述べるとともに、「(Microsoftを)去るのはとてもつらいが、Xboxは才能にあふれた有能なチームの手にゆだねられているため、Xboxファンにとっては最高の日々が待っていると確信している」と語っている。
Whitten氏は1997年にMicrosoftで勤務を始め、「Windows 2000」のソフトウェアデザインエンジニアを3年間務めた後、Xboxのコアプラットフォームチームの設立時からメンバーとして貢献した。同氏はその後、Xboxの周辺機器やインテグレーションを担当するゼネラルマネージャーや、同社のオンラインゲーミングサービスである「Xbox Live」担当のバイスプレジデントを務め、2010年にXboxのチーフプロダクトオフィサーに就任した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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