トヨタ自動車(トヨタ)は英国時間3月12日、Appleの「iOS」端末向け新スマートフォン統合機能「CarPlay」を提供開始する時期を、一時的に明らかにしていたようだった。
しかし同社は13日早朝、Toyota UKの公式ブログに次の短いメモを掲載し、CarPlay搭載に向けたギアをドライブからニュートラルへとシフトした。
3月13日更新情報:本ブログにおいてこれまで、Apple CarPlayをトヨタ車に2015年から搭載するという記載があった。これは正しい情報ではなく、ここに訂正したいと思う。Apple CarPlayをトヨタ車に搭載するかどうか、またその時期については、まだ何も発表していない。
このブログ投稿のタイトルは、「Apple CarPlay: Toyota joins in-car iOS project」(Apple CarPlay:トヨタが車載iOSプロジェクトに参画)という、新しい「iPhone」関連技術に対する一定の熱意を示すものになっている。しかしサブタイトルは、「Apple's CarPlay software could bring the iPhone experience to future Toyota models」(AppleのCarPlayソフトウェア、未来のトヨタ車にiPhone体験をもたらす可能性)という、ややあいまいで距離を置いた感じになっている。
12日のブログ投稿では、「2015年に」トヨタ車のダッシュボード上でこの技術を目にすることになるだろうと記されており、時期がより明確に打ち出されていた。
CarPlayが発表された時からトヨタは「パートナー企業」として名を連ねているため、同技術を搭載した車が将来的に登場することは分かっていた。この事実はAppleの当該技術に関するウェブページの下部にも明記されている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス