「iOS 7.1」でアプリ内課金アイテムを購入すると、パスワードを新たに入力しなくても15分間は引き続き購入ができることを警告するメッセージが表示されるようになった。
パスワードを入力してアプリ内課金アイテムを購入すると、以下のメッセージが表示される。
「App内課金アイテムの購入が完了しました。この後15分間は、パスワードの再入力なしに任意のApp内課金アイテムを購入できます。変更するには『設定』をタップして『機能制限』にアクセスしてください」
「OK」をタップするとこのメッセージは消える。この動作を制限したい場合は、「設定」をタップし、「機能制限」画面を立ち上げる。その画面で制限を設定し、アプリ内課金を完全に無効にするか、購入の度にパスワードが要求されるようにすることが可能だ。
警告画面は新しく追加されたものだが、このような設定はしばらく前から導入されている。だが、この15分間の空白はAppleに多くの法的問題をもたらした。
2011年には、ある保護者が、この15分間のパスワード不要時間について、子どもたちがアプリ内課金アイテムに多額のお金をつぎ込んでしまう事態を防止できていないとしてAppleを訴えた。その後、この裁判は約2300万人が関与する集団訴訟に発展した。Appleは2013年2月にこの訴訟について和解し、これを受けて、関係する保護者らの損失を補償する方法を明らかにしている。
この件については米連邦取引委員会(FTC)も介入し、Appleを連邦取引委員会法違反で訴えた。Appleは2014年1月にFTCと和解したが、顧客の子どもたちによるアプリ内課金アイテムの購入に対して、少なくとも3250万ドルを顧客に返金することが義務付けられた。
Appleが、アプリ内での購入やその他の項目を管理するために必要なペアレンタルコントロールを追加したのは「iOS 4.3」のときだった。だが、そのころにはすでに被害が発生していた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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