検索機能の強化を目指す米Yahooの取り組みが着々と進んでいる。
同社は米国時間3月12日、地域情報サイト「Yelp」との統合を発表し、両サービスが提携したとのうわさが正しかったことを証明した。
米国でYelpが統合されたYahoo(あらゆるデバイスで利用可能)で検索を実行すると、評価やレビュー、写真といったYelpの情報にYahooのホームページから直接アクセスすることができる。Yelpのリストはリンク一覧の一番上に近い場所に表示され、コンテンツはYelpのロゴとともに右側に表示される。YelpはMicrosoftおよびAppleとも同様の契約を締結している(一方、Googleは地域情報に関して、GoogleのレビューとZagatのコンテンツを提示する)。
Yahooにとって、Yelpとの提携はずっと前に実行しておくべきことだった。両サービスの統合のうわさが最初に流れたとき、Yahooの地域情報検索チームの元メンバーは米CNETに対し、同社の地域検索事業は苦境に陥っていると述べた。その人物は、「Yahooはずっと前にこの投資を行う必要があった。Yahooのプラットフォームは悪化の一途をたどっていた」と述べた。さらに、Yahoo独自の地域情報検索テクノロジは市場ごとに異なっていたので、世界的な取り組みを展開するのが困難だったと付け加えた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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