ヤフーは3月12日、通販サイト「Yahoo!ショッピング」に関する約50本のAPIを無料で公開したことを発表した。主に「プロフェッショナル出店」をしている法人ストアが対象となり、4月以降には個人ストアや、スマホで構築できる「ライト出店」を選んだ法人ストア向けにも公開する予定。
ヤフーは2013年10月にYahoo!ショッピングのストア出店料と売上手数料の無料化を発表。その後も、新たなストア構築ツールの公開やシステム改修など合計100以上の施策を実施してきたそうだ。今回、Yahoo!ショッピングのプラットフォームを開発者に開放することで、モールとしての利便性を高めるなどして、サービスをさらに活性化させていきたい考えだ。
開発者は、これまでYahoo!ショッピングが提供する専用ツールで行っていた、出品管理、在庫管理、ページデザインなどをAPI経由で管理、作成できるようになる。これらのAPIは「Yahoo!デベロッパーネットワーク」にアクセスし、Yahoo!ショッピング専用フォームから登録することで利用できる。7月には注文系のAPIも公開される予定だ。
なお、ヤフーとパートナー契約を結んでいる企業や開発者が、このAPIを活用して構築するサービスやツールは、「Yahoo! JAPAN コマースパートナー」上で公開される。
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