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「将棋電王戦」のコンピュータソフトの指し手にロボットアーム--デンソーが提供

佐藤和也 (編集部)2014年03月12日 18時34分
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 ドワンゴ、日本将棋連盟、デンソーは3月12日、3月15日から4月12日にかけて開催される「第3回将棋電王戦」について、デンソーが新たな協賛企業となったことを発表。デンソーはコンピュータソフトの指し手を盤上に再現するロボットアーム「電王手くん」を、全5局において提供する。

  • ロボットアーム「電王手くん」

 第3回将棋電王戦はドワンゴと日本将棋連盟が主催する、現役プロ棋士5人と「第1回将棋電王トーナメント」で勝ち抜いた上位5つのコンピュータ将棋ソフトとの団体戦。これまでの将棋電王戦のみならず、プロ棋士とコンピュータソフトの対局ではソフトが指示した手を人間が代わりに指していたが、今回は将棋の対局用に開発されたロボットアームが鎮座して将棋を指す。

 電王手くんはデンソーの子会社であるデンソーウェーブの垂直多関節ロボット「VS-060」をベースに、棋士が安全かつストレスなく真剣勝負を行うことができるよう一部開発・改良を施した、初のプロ棋戦専用ロボットアーム。

 駒がずれて置かれていても、アーム先端に装着したカメラが多方向から画像認識し1ミリの誤差もない着手を実現したほか、駒をコンプレッサーで吸着し移動させるため、隣の駒に触れることがなく指すことが可能で、公式棋戦と同じ将棋盤と駒を使用することができる。また、ゆっくり指すことや高速な早指しも自由自在に設定可能としている。

 今回のロボットアームの採用によって、人間とコンピュータの対局をよりわかりやすく可視化し、また、将棋電王戦を日本の伝統と最先端技術が融合した新たな一大イベントとして提供することを狙いとしている。

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