東日本大震災からちょうど3年が経った。ヤフーは3月11日、「Yahoo! JAPAN」のトップページ上で、東北の復興への想いを表現するさまざまな施策を展開している。復興を目指して行動している人々へのインタビューを掲載するほか、衛星写真を使ってその人々が働く場所をひも付けることで、実際に東北を訪れて話を聞いたような疑似体験ができる仕掛けになっているという。
たとえば、岩手県で4月に全線運転を再開する三陸鉄道や、2013年11月に開催したツール・ド・東北など、復興に向けて取り組んできた人々の思いを紹介する「人と人をつなぐ、作り手が描く未来」や、福島大学の小山准教授がいまなお風評被害に苦しむ福島県の現状を伝える「福島の農業、今を聞く」などのコンテンツを配信。
さらに、災害発生から72時間以内に被害者を救出することの重要性や、被害にあった際に72時間を乗り切るために必要な情報を紹介する「生き延びるための防災術」「みんなの防災グッズ」なども提供する。
同社ではこのほかにも、3月11日に“3.11”と検索すると、1人につき10円をヤフーがユーザーに代わって寄付する「Search for 3.11」プロジェクトを展開。また「Yahoo!ネット募金」では、東日本大震災で被災した子どもたちを支援する「POKEMON with YOU募金」とともに募金を実施している。
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