ビジネス用途はもちろんのこと、電子書籍の“自炊”に代表されるプライベートな用途、さらにはウェブページを変換して校正に使う用途など、あらゆる分野で幅広く利用されるようになったPDFフォーマット。それにともない、PDFファイルを加工したり、また既存ファイルをPDFに変換したりといったニーズも増えつつある。
これらはAcrobatなどの編集ソフトを利用するのが万能かつ近道だが、利用できない環境にある場合、オンラインでPDFを作成・加工できるさまざまなウェブサービスは力強い味方となる。多くの量をスピーディに処理するには向かないが、サーバサイドで処理が実行されるためOSに依存しない点などは、大きな利点と言っていい。
今回は、PDFにまつわるウェブサービスをまとめて20個、一気に紹介する。変換元の書類やブラウザなどの特性によって意図通りに動作しない場合、この中から類似のサービスを見つけて使い比べるなど、うまく活用してほしい。なおリンク先の記事は執筆当時のものであり、その後サービスの詳細が変更されている可能性があるのでご容赦いただきたい。
PDFを中心としたさまざまなファイル形式をオンラインで相互変換できるサービス。オフィス文書とPDFの相互変換や、画像ファイルをPDFに変換するといった用途に使える。スマホ向けのアプリも提供されるなどサービスの幅は広い。
オフィス文書や画像をはじめ、音楽や動画など、あらゆるファイル形式の相互変換に対応したサービス。もちろんPDFにも対応しており、オフィス文書や画像ファイルのPDF化、PDFファイルのWord文書化や画像ファイル化が行える。
PDFファイルの相互変換サービス。手持ちのWordファイルやウェブページをPDFファイルに変換できるほか、PDFファイルをJPGに変換できる機能を備える。なかでも複数ページのPDFをZIP圧縮JPGに変換してダウンロードできるのはほかにない機能。
多彩なフォーマットに対応したPDFの相互変換サービス。オフィス文書のほかJPGやPNGなどの画像ファイルをPDFに変換できるほか、既存のPDFをWordやExcel、PowerPointに変換することも可能。時間あたりの実行回数に上限がある点に注意。
JPGやPNG、BMPなど画像に特化したフォーマット変換サービスで、PDFにも対応する。画像をPDF化できるのはもちろん、PDFからの画像書き出しにも対応するので、スキャンしたPDFファイルを一時的に画像化してレタッチしたい場合などに便利。
PDFをWordファイルに変換するウェブサービス。対応はWordのみだが、Wordならではの余白設定などに依存せず、テキストを一行ごとにレイアウト枠をつけて貼り付けることで、見た目の再現性が高いWordファイルを生成できる。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」