[ウェブサービスレビュー]PDFへの変換のほか、PDFをZIP圧縮JPGに一発変換できる「PDF Burger」

Online PDF Converter
内容:「PDF Burger」は、無料で使えるPDF変換サービスだ。手持ちのWordファイルなどを手軽にPDFに変換したり、URLを指定してウェブページをPDFとして保存できる。また手持ちのPDFをアップロードし、ZIP圧縮JPGに変換してダウンロードできる機能も備えている。

 「PDF Burger」は、無料で使えるPDF変換サービスだ。手持ちのWordファイルなどを手軽にPDFに変換したり、URLを指定してウェブページをPDFとして保存できる。また手持ちのPDFをアップロードし、ZIP圧縮JPGに変換してダウンロードできる機能も備えている。

  • 「PDF Burger」トップページ。上部のタブで機能を切り替えて使用する。まずは「Select files...」をクリックしてローカルのファイルを選択する

 使い方は一般的なPDF変換サービスと同じで、ローカルのファイルを指定するとアップロードされ、変換されたPDFファイルがダウンロード可能になる。メールでリンクを送信したり、GoogleドライブやDropboxなど外部ストレージに保存するといった機能はなく、同サービスのサイトから直接ダウンロードする形になる。ファイルは6時間保持され、その後削除される。

 変換エンジンは、クレジットを見る限りでは前回紹介した「PDF Converter」 をそのまま使用しているようで、日本語にも問題なく対応するほか、中華フォントではなくきちんと和文の漢字フォントが使用されており見やすい。禁則文字などの扱いがPDF Converterとは若干異なる場合もあるようだが、基本的には同じ品質と考えてよいだろう。

  • 選択して「Start」をクリックするとアップロードが行われ、続けて変換が実行される

  • 変換完了。「Download」をクリックするとダウンロードが行える

  • ダウンロードしたファイルを開いたところ。日本語も問題なく変換できている

  • 複数のファイルをまとめてアップロードし、結合しつつ変換することも可能

 PDF Converterと比べた場合の特徴は、時間あたりの変換数やページ数などの制限がないこと。PDF Converterは無料会員では30分に1ファイルという制限があったので、これはうれしい限りだ。また複数のファイルを1つに結合できたり、URLを入力してウェブページを変換できるなど、機能が多彩なことも利点として挙げられる。

 なかでも面白いのが、PDFファイルをJPGに変換する機能。画像ファイルへの変換機能そのものはほかのサービスでも見かけるが、本サービスは複数ページの変換に対応しており、ZIPに圧縮してダウンロードできる。本を自炊したPDFファイルをアップロードし、ZIP圧縮JPGに変換する用途にも使えるというわけだ。

 インターフェースは広告表示もなくすっきりとしており、操作性も良好。レスポンスも速くストレスがたまらないので、普段使いに適したサービスとしておすすめだ。

  • ウェブページのURLを指定してPDF変換を実行できる。このほか、PDFをWord形式やJPG形式に変換する機能もある

  • PDFをアップロードするとJPGに変換し、ZIP圧縮してダウンロードできる機能を備える。試した限りでは50Mバイト、200ページを超える大容量のスキャンデータも変換できた

  • ファイルは6時間クラウド上に保持され、その後は自動的に削除される

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